水出し煎茶 デザイン投票

好みはくっきり分かれます!

 今回、座談会の中で、水出し煎茶のデザインを5種類見せて、どれが買いたいか、投票してもらいました。孫が生まれて3年以内(50-60歳代)、子どもが生まれて3年以内(20-30歳代)、未婚の働く女性(20-40歳代)、既婚の働く女性(結果的に子どものいない方で30-50歳代)という4つのグループでインタビューをしたのですが、お互いどれに一票入れたかわからないようにしているのに、みごとに結果が分かれました。

保守的な柄は過去の成功体験が選ばせる

1.とても保守的高級路線(110×230ミリサイズのチャック袋入り)
2.ボトルにkeep in タイプの小さめの市販品
3.カジュアルでカラフルなたっぷりサイズ(吉村既製品№3320)
4.かわいいイラスト柄のチャックスタンド(吉村既製品№7299)
5.美しいグリーンから青へのグラデーションのチャック袋
孫世代は圧倒的に1! 2も3も4も票が集まらず、5がちらほら。「こういう袋に入っているのがおいしいのよ」と経験値から選ぶ人が多数でした。
出産世代は3に集中。4がチラホラ。孫世代に人気の保守的な一番は「これだけはありえない」「リビングに置きたくない」と否定されます。「かわいいから手に取りやすく買いやすい」というスタンス。
未婚女性は5が3人、4が3人。センスが大切、ということで、3のかわいさも1の保守派も人気がなかったです。
既婚女性は1が2人。5が4人。孫世代と似ていますが、得票の比率は逆転していました。

デザインのテイストで売り場を作る!?

 この投票でわかったこと。一つのテイストに絞り切ると「私には関係ないお店」という烙印を押されてしまいます。でも一緒に置くと、ごちゃごちゃしてしまいます。
ぜひ、ターゲットをイメージして、初心者用、お茶ユーザー用で売り場を分けて陳列してはいかがでしょうか?
アイテム別という視点ではなく、デザインのテイスト別、という視点で分けることで、店内にターゲット別の島ができるかもしれません。