当世オフィスでのお茶事情?!

5名以上はコーヒーに軍配?  

 以前「当世オフィスでの給湯室事情?!」として、OLさんが職場で何を飲んでいるか、というお話をしましたが、今回は職場でお客様に何を出しているか、というお話です。
来客数が一人か二人の場合は、コーヒーか日本茶という答が多いのですが、お客様が5名以上になると(自社を入れると全部で6~7名のイメージ)日本茶は激減します。大人数の場合は、とても淹れ方が難しいのだそうです。
湯のみを湯冷ましに使うと、そのお湯の量をすべて急須に戻せない、というのが第一関門! たくさんの湯のみを並べてまわし注ぎをしていると、びちょびちょになってしまう、というのが第二関門! かくしてコーヒーメーカーで抽出したコーヒーか、インスタントコーヒーに軍配が上がるというわけです。嗚呼


大きい急須を使うことで解決する。

あるベテランの事務員さんという風情の消費者が、「小さな急須を使って大きい急須に入れればいいのよ!」と発言されました。「?????」
つまりこういうことなんですね。小さい急須でたとえば2煎まで、と決めて、大きい急須に注ぐ。2煎で大きい急須がいっぱいにならなかったら、お茶葉をかえて同じことを繰り返す。そうすると大きい急須の中のお茶は均一になるので、まわし注ぎの必要がなくなるという訳です。
湯冷ましは、湯のみを使えばOK。なーるほど!!


ティーパックパッカーのティーバッグでもっと便利!

試しに東京の展示会でお客様にお出しするお茶をこの方法で抽出してみました。とても効率よく、慌てないで淹れることが出来たと好評でした。
ついでに宣伝すると「ティーパックパッカーで作ったティーバッグを使ったら、茶ガラと急須の始末がすっごくラクチンだった!」ということでした(笑)。
でもこういう場面てよく職場では発生しますから、おいしい淹れ方の一つというか裏ワザ伝授として、消費者に伝えられたらいいなあ、と思いました。