水出しと節電

夏と言えば節電?!

いよいよ7月。気温もぐんぐん上がる夏到来です!
今年の座談会では、「夏と言えば節電」という話題が多く出ました。冷蔵庫の開け閉め、エアコンの温度設定、熱中症予防と話は広がっていきますが、日本茶に関係づけられ、実践できそうな話題を二つご紹介します。

お湯を使わないレシピ

一つ目は「水出し煎茶」! コーヒー屋さんが「水出し珈琲で節電」と打ち出していらっしゃるとのことで、「それなら日本茶も」と試してみると、「予想以上においしい」「お湯の温度設定で失敗しないから、自信をもってオススメできる」と評価は高いです。その上、お湯を沸かさないで作れるから節電にも一役買う。「お湯を沸かさない」イコール「節電」。なんて思い切りがよいのかしらん? でもきっと、そういうわかりやすいフレーズが、伝わる伝えるためには必要なんだと思いました。
この「水出し煎茶」を進化させたのが、「氷出しのお茶」。急須に氷と多めの茶葉をたっぷり入れて、フタをして、冷蔵庫の中で8時間以上放置する。とろっとした至福のおいしさと遭遇する、とテレビで紹介されていました。氷は冷蔵庫でゆっくり溶かすことがポイントで、常温で溶かしても至福のおいしさには辿りつけないそうです。
この「氷出しのお茶」って、その昔、「ねむりひめ」という名前で企画した「氷出し煎茶」とまったく同じ。うーん、惜しい(笑)。時代が早すぎたのかもしれません。こちらも、ただ「おいしい」という訴求ではなく、節電という切り口が新鮮です。また、「氷出しのお茶」でお茶漬けしたら食欲が落ちている時でも口にできそう、とテレビ番組のゲストの方がお話されていました。

冷蔵庫開け閉めOFF

冷蔵庫の開け閉めを少なくするために、家の中でも水筒やまほうびんを使う人が増えていると感じます。マイボトルに入れた冷たいお茶を飲みながら家事をするとか、お客様との会食の時には、まほうびんに冷たいお茶を入れて食卓に出しておけば、何度も冷蔵庫のドアを開け閉めせずに冷たい飲み物が飲めるというもの。
ちょっと手間がかかっても、「おいしい」に「節電」がプラスされることで、やってみようかな?という心が湧いて来るようです。その上、経済的ですから、お客様の支持を集めることは必至。ぜひ、リアルな新しい切り口で、お客様に夏のお茶を訴求していきましょう!