地球環境とお茶

若い層ほど環境に関心が高い

 20歳代から30歳代までの座談会で、顕著な傾向として「環境問題への意識の高まり」を感じています。今までは、無農薬とか有機栽培、という風な切り口で「口に入るモノ」に関して一定の層が語る、という傾向が、「地球環境」という視点で語られるようになりました。
たとえば、「フィルターインボトルはガラス製の方が地球にやさしい」とか、「ペットボトルは少し恥ずかしい」とか、「意識高い系じゃなくても、地球環境は大問題」とか。全員がそうなのではないけれど、そういう発言がポロポロ出てきます。

日本茶の「おいしい」以外のメリット

 ここ、日本茶はチャンスかもしれません。「フードマイレージ」という観点から言えば、国産だから輸送距離への負荷はないし、「100グラムの茶葉からペットボトル何本分のお茶が淹れられます」という風に言うこともできます。「心とからだの健康に寄与している」という側面もあります。「おいしい」だけでない、新しいメリットとして訴求できるかもしれません。

知ってもらう努力

 私たちが想定している以上に、消費者は日本茶のことを知らないです。「コーヒーとちがって二煎目も飲める」という説明に「ほおおおおお」と驚かれて、こちらが仰天したり。「新茶って何が新しいんですか?」と真顔で質問され、言葉に詰まったり。「日本茶は水で出せる」という説明をすると「ええええっ」とびっくりされたり。「知っているはず」と決めないで、ていねいに対話して、知ってもらう努力をすることが大切だと思います。因みに「二煎目」という言葉は通じなくて、「おかわりが出来る」と説明して、やっと意味が通じたのですけれど(笑)。

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