お茶っぱティーバッグ?

毎日、日本茶を飲みますか?

 先日、日本茶アワードの審査会場で、初めて参加の20代のOLさん三人組と同じグループになりました。アンケートの「毎日、日本茶を飲みますか?」という質問に、「私、綾鷹ほぼ毎日飲むよー」という会話をしつつ、自信を持ってマルをされているのですね。アンケートを作成した方は、ペットボトルも含めての回答でよかったのかな、それとも想定していないできごとなのかな、と想いを馳せました。ペットボトルで毎日お茶を飲んでいる人が、何かのきっかけで日本茶に興味を持ち、渋谷ヒカリエに足を運んで、20種類の日本茶の飲み比べに1,000円払って参加しているのですもの、日本茶のノビシロ、まだまだありますね!

単なるティーバッグでは、そそられない。

 座談会で、ティーバッグのことを「お茶っぱのティーバッグ」とわざわざ表現する人がいて、「???」と思ったのですが、質問すると「三角の紗の中にきちんと茶葉が入っているハイグレードなティーバッグ」のことなのだそうです。単に「ティーバッグ」と表現すると、ビジネスホテルの備品のような、まずくて飲まなきゃよかったと思うようなしょぼいティーバッグと混同されるから、とのこと。もしかすると、「茶葉ティーバッグ」とか「リーフティーバッグ」などという商品開発が、単なるティーバッグよりも刺さるかもしれないですね。

グレードの高いティーバッグ市場の未来。

 ちなみに、日本茶アワードでのOLさんたちの会話から。「日本茶のプロ(日本茶インストラクター)が淹れるからこんなにおいしいのよね。」「ティーバッグじゃないよね?」もしかしたら、ティーバッグの審査を始めたら、それをプレゼントできるようなパッケージに進化させられたら、大きく間口が広がるかもしれません。