宇治園「古傳薬膳」

新しいブランドづくりを
表現する店舗デザイン

大阪心斎橋商店街の大丸前に本店を構える宇治園さんは、おかめとひょっとこのパッケージデザインをはじめ、金平糖などのオリジナル商品も展開する有名店です。常に商品開発に力を注がれていますが150年を迎えられる節目に、新しいブランドとして薬を取り入れた健康茶専門店「古傳薬膳」をスタート。本店奥に専門スペースを設置されることになり、店舗デザインをWHAISにご依頼いただきました。

本店宇治園のデザインベースを踏まえつつ、すでにしっかりとイメージがあるブランドコンセンプトを、初めてのお客様にも印象深く伝わりやすくし、今回のプロジェクトディレクター専務取締役 重村桜子様の女性らしい感性とファッショナブルなイメージを店舗デザインにも取り込むことを意識しました。

まず目に入る正面の壁はロゴマークを印刷したタイルで仕上げ、左奥には拝見台と事務スペースをコンパクトにまとめた「拝見ラボ」を新設しました。お茶の確認やブレンド作業を行う様子を見えるようにし、専門店としての風格をお客様に感じていただけます。茶缶が並ぶ棚は、紅茶ブランドを思わせるデザイン。こだわり抜いたパッケージが映えるためにはどんな色や素材が良いかを考え、タイルやモルタル調左官材など歴史感のある素材と対等させて、レモンイエローの扉やカラフルなモザイクタイル、紺色のカラーガラスなどをポイントに使い、洋服のブランド店舗に感じるような伝統とモダン、華やかさを演出しました。既存の石のカウンターでは、厳選した喫茶メニューとお茶を飲んでいただき、個人に合わせたブレンド講座も行われます。元々が持つ宇治園ブランドとの相乗効果で新しい顧客層の確保と、リピート客を増やすための店舗として活躍してくれそうです。

 

宇治園 重村桜子さん

この度、株式会社吉村の橋本久美子社長のご紹介でワイズさんに初めて依頼させて頂きました。何となくイメージやビジョンはあったのですが、それをどう店舗に反映させていけばいいのか分からず迷走状態でありましたが、建築士の大川さんと雑談を交えて話していくうちにどんどん形になっていき、思い通りに!細かな拘りが自慢の店舗となりました。

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