合言葉は「日本茶 需要創造」

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フィルターインボトルは冬でも売れる
フィルターインボトル。夏じゃないのに、着々とご注文が続いています。クリスマスには、金粉入りの煎茶を「パーティー用キラキラ茶」と命名して、グリーンと赤のクリスマスカラーのフィルターインボトルを大量陳列! サンタさんの帽子をボトルの頭にかぶせたり、赤いリボンをボトルの首に結んだり、「なんて素敵!」という売り場の写真を送ってくださる茶専門店さんがチラホラいらっしゃって、ハシモトのテンションも上がりました。
「イベントで、フィルターインボトルとお茶はセットで売れるよ!」と教えてくださったお茶屋さんは、冬にもコンスタントにフィルターインボトルのご注文をくださるので、お電話で聞いてみました。なんと、冬でもフィルターインボトルで常温水出しのお茶を試飲されるそうで、「(フィルターインボトルを)見たことがあって、気になっていたけど、どうやって使うのかイマイチわからなかったの!」と言って購入される方が多いそうです。実際に茶葉が開いている様子、色、味、使い勝手や洗い方などを説明すると「なるほど!」と決断。「オススメのお茶」もセットで購入し、帰ったらすぐにやってみよう、という感じなのだとか。「冬は寒いから急須で試飲というのは、お茶屋の思い込み。いつもペットボトルを飲んでいる人には何の違和感もないですよ」とおっしゃるのを聞いて、力をいただいた気がしました。
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パーソナルサイズ登場!!
もう一つ。冬に売っているお茶屋さんの共通点は『フィルターインボトルで作ったお茶を常備しておけば、寒い時にはチン!したらカテキンたっぷりの第三の温かいお茶が飲める』ということを補足でアピールされている点です。急須を使わない、つまり今までお茶屋さんのお客様じゃなかった人を取り込んでいらっしゃるということですね!
一方、ワインボトルサイズのフィルターインボトルでは「夏はいいけど冬は飲み切れない」「一人暮らしの女性には量が多過ぎる」という消費者座談会での声や、「レストランやカフェにメニュー提案をすると、サイズが大き過ぎるのがネックで商談が成立しない」「玉露の水出しを提案するには大き過ぎてプレミアム感が出ない」というお茶屋さんのお声をいただいていました。また「抹茶をシェイクする道具としてドレッシングボトルをセット販売しているがダマが出てくるので、小さいサイズでフィルターがついたタイプが欲しい」というお声もありました。そこで!!!!
今回、ハリオさんと色々意見交換をしながら、300ミリリットルのパーソナルサイズを新発売に漕ぎつけました!「ミニ」とか「Sサイズ」と名付けなかったのは、従来の750ミリリットルと用途を振り分けたかったから。従来サイズは「ファミリー」、新発売するのは「パーソナル」。ぜひ母の日や出会いと別れの季節などのパーソナルギフトに使っていただけたらと思っています。
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新しい需要は明日のメシの種
今、既にお店に来ている、お茶を急須で飲んでいる人に購入していただくというのは、「今日のメシ」ですが、ペットボトルしか飲まない消費者にフィルターインボトルを購入していただくのは「明日のメシ」だと思うのです。日本茶リーフの需要がなかった人に、需要を創造するのがフィルターインボトル!
実は、耐熱ガラスもシリコーンゴムで出来たキャップの部分も、すべて日本製です。本体にもMADE IN JAPANと書いてあるのをお見せすると、外国人旅行客の購入スイッチが押せるそうです!今、日本茶を飲んでいない、次世代と海外に、日本茶需要を創造する2016年にいたしましょう!