日本茶ティーバッグを掘り下げる。

▼「良い」と認めても機会限定?!

今年のグループインタビューは、いくつかポイントを絞りました。その中の一つがティーバッグ。今回はティーバッグについて、お話しします。 まず、何も見せずに「日本茶のティーバッグについてどのようなイメージをお持ちですか?」という設問に対しては、「良い」が17%、「わからない」が12%、残りの71%は「悪い」という答でした。 少数派の「良い」の人のコメントは「一人のとき、外出前・就寝前の三角コーナーを汚したくない時に便利。」「ドライブで温かいお茶を飲みたいときには、水筒にお湯を入れてティーバッグを持参する。色が変わらず豊かな気分。」「子どものサッカー応援団の時には重宝している。」「職場の急須や三角コーナーを使うのは気が引けるので職場では使う。」というように、機会限定で使用する人が大部分。茶葉は使わずティーバッグの日本茶生活が主流の人は二名にとどまりました。

▼ワルクチ一位は「飲んだらまずかった!」。

逆に多数派のティーバッグがダメという理由は、ダントツで「実際に飲んだらまずかった。」で約3割。「他に寿司屋・旅館・ビジネスホテルの備品のイメージ(簡単だけど味も香りもない。)」「薄い、おいしく飲もうとすると複数入れなければならず結局割高。」「中身が見えないからうそっぽい。」「色だけで香りがしない。」「貧しい感じ。」等等、出てくる出てくる!
▼「日本茶」だからイヤ!?

しかし、ワルクチ派に、日本茶以外のティーバッグを買うか?と問うと、購入しないのは24%。つまり「ティーバッグ」そのものに否定的な人は4分の1にとどまります。残りの65%は、紅茶のティーバッグを購入、その他ハーブティ・中国茶と続きます。 「なぜ紅茶や中国茶のティーバッグならいいの?」という問いに対しては、「紅茶は茶葉とティーバッグの味の差がない。」「紅茶のティーバッグは味が濃い。」「日本茶でなければ味の違いがわからないから許せる。」という答。ティーバッグ自体ではなく、日本茶のティーバッグに対する評価が低いひとがわかります。
▼三角ティーバッグは?

ここで質問を変えてみました。紙の従来サイズのティーバッグとメッシュの三角ティーバッグを見せて「皆さん、今まで話してきた日本茶のティーバッグって、どちらのタイプを想像していましたか?」と。すると、日常的に日本茶ティーバッグを飲んでいるお二人以外は全員紙のタイプを指し、「日本茶で三角のティーバッグがあるのは知らなかった。」「これなら一度試してみたい。」「中身が見えるし袋の中で茶葉がまわって濃く出そう。」とプラス評価が続出。いかに日本茶の三角ティーバッグの認知度が低いかを思い知らされました。 「日本茶ティーバッグはマズイ。」という根強い先入観を覆して購入してもらうためには、現物を見せる・試飲してもらう等の努力が不可欠と感じた次第です。

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