化粧品屋さんのお話!?

▼お肌の悩みを解決!

最近のグループインタビューで、もっとも印象に残っている話をしたいと思います。
それは化粧品屋さんの話。静岡のグループインタビューでの40代の働く女性(夫も子どももいる)。化粧品の業界で働いているという彼女は、「ゆくゆくお茶屋さんは化粧品屋さんのような二極分化が進むのではないかしら?」と発言されました。
町の化粧品屋さんの二極分化というのは、次のようなものです。一つは安売りのドラッグストア系、もう一つはお肌のお手入れやらリンパマッサージやらカウンセリングやら「お肌の悩みを解決!」という視点で様々なイベントを開催して常連客を囲み込むプロショップ(専門店)系。お茶屋さんも、スーパーの安売り系と、お茶の淹れ方教室等を開催する専門店系に二極分化し、どっちつかずの店は淘汰されるのではないか、というのが彼女の意見でした。


▼そもそも専門店とは?

私はその座談会の中で、社内で使用している言語感覚で、お茶屋さんを「お茶の専門店さん」と表現していたのですが、化粧品業界の彼女にシビアな質問をされました。「お茶だけを扱っているから専門店というのはそもそもおかしいのではないか?」とおっしゃるのです。「?????」と黙る私に、「そのお茶を購入してこのように使用するとお客様の世界は〇〇という風に変わります。」ということまでお客様にイメージしていただいて初めて専門家なのだと彼女は言うのです。単にお茶の種類がスーパーよりたくさんあって、価格帯がスーパーよりも豊富だというのでは、お茶だけを扱っていても専門店、すなわちプロのお店ではないのだ、という主旨でした。


▼伝道師を作る!

私個人としては、常連さんで成り立っているような気持ちが引いてしまうというか敬遠してしまうのですが、彼女曰く、ずっと同じ常連さんで続くことはありえない。顔ぶれはどんどん変わるのだけれど、「困った時にはあの店に行けば何とかなる。」と思わせているかどうかがポイントで、そう思っていただいているのならば口コミで新規顧客に繋がるのだ、と豪語するのです。確かに、肩凝りのひどい私は保険診療で1回490円でマッサージしてくれるお気に入りの整骨院があるのですが、「腰が痛い」「腕が痛い」とまわりの誰かが言うたびに「〇〇整骨院に行ってみたら?」と、すっかり伝道師になっています。これをお茶屋さんに置き換えるとどういうことになるのだろうか? ちょっと考え込んでしまった座談会でした。
Pocket