どんなアプローチ?!

炊飯器のメーカーはどこ?!

座談会で以前言われて、その時には深く考えずにスルーしていたのに、時が経つに従って、心の中で醸成されていく発言があります。
もう随分昔、5年くらい前の座談会で、「すごいお米屋さんがある!そこは、我が家の炊飯器のメーカーとお弁当を作るかどうかを聞いて、オススメの銘柄を教えてくれた!」という発言がありました。
炊飯器のメーカーを教えると炊き上がり具合を推理し、お弁当を作ると伝えると「冷めてもおいしい銘柄は‥」と説明するお米屋さんの接客に、発言した女性は「さすがプロ!」と腰を抜かして(笑)感動したそうです。
でも私はその時、「ふーん、すごいマニアだなあ!」と思っただけで、あんまり気にとめなかったのですが・・・。
炊飯器を急須に置き換える?!

先日、落としアミの急須の人が圧倒的に多いなあ、と座談会でしみじみ感じることがありました。ふとその時、メーカーをヒアリングしてから銘柄をおススメするお米屋さんの話を思い出したのです。きっとお茶屋さんは落としアミの急須をイメージはしていないけれど、実態は落としアミ派が多数を占める現実があります。この状況を逆手にとって、「このお茶葉は落としアミ急須に最適」「このお茶葉はポコ網急須に最適」「このお茶葉はでかでか土瓶に最適」みたいに、分類してみたらどうでしょう?
もっと深掘りすると、急須に入れる前のお湯の状況も様々ですよね?80度設定などがあるポットや瞬間的にお茶を沸かす電気ケトル、やかんで沸かす人もいますし、レンジでマグカップをチンする人も。使う道具やスタイルで、オススメのお茶もまったく違ってくるように思います。
「まろやか」「さわやか」と味のちがいでアプローチする前に、どんな道具立てかに注目してアプローチする方が、きっと緑茶初心者には親切だし、「すごーい、さすがプロ!」と腰を抜かしていただける可能性は大きいのではないでしょうか?

水だと失敗しない!

お茶葉によっては、ガラス急須で水出しと訴求した方が、「お湯を使わない」ゆえに「失敗しない」と評価が高まる予感がします。もしかすると、若い女性が新茶を買いたい気分になるには、一人分を水で出すに相応しい道具立てと一回分ずつ小分けした上級の新茶のセットなどが、やってみようと思わせる力があるのかもしれません。
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