お茶の容量のお話

このくらいの袋!?  

 座談会で「いつも1,000円くらいのお茶を買っている」「私は1,200円」と言われた時に、必ず「何グラムでその価格ですか?」と聞き返すのですが、40代以下でよく聞く答が 
「うーん何グラムかわからない。袋の大きさはこれくらい(と指で長方形を描く)」
というパターンです。
  因みに50代以上の人は明快に「100g」とか「200g」とか答えてくれる人が多いように感じます。以前の座談会で、「自家用は食費だからグラム単価が大切だけど、プレゼントは交際費だから全体としていくらくらいに見えるか、というイメージが大切」という発言がありましたが、年齢層が低くなるにつれて、日常茶も食費ではなく自分へのギフトという位置付けになりつつあるのか‥と何か寂しいような気持ちになりました。


リアルなイメージ。

 ある座談会で、「お徳です!一キロ4,980円!」と書かれてもイメージわかないよね、という話が出ました。

 「一キロいくらくらいが基準なのか、なんて意識していないもの。それよりももっと具体的なのがいい。
 たとえば明太子を例にすると、『家族4人が毎食食べても3週間たっぷりの明太子が4,980円!お徳です!』と言われたら納得して選んじゃうよね!」という発言が続いたのですが、こういう具体的な説明が、リアルなイメージの出発点。
 特に100gいくら、という表現が出てこない人に購入させたいのであれば「お徳です!一キロ4,980円!」方式では心に響かないということですね! 生活者視点でのメリットをきちんと伝えることが大切です。


そもそも のお話。 

 一方、座談会でよく出る「100グラムでは多過ぎる!」という発言なのですが、100グラムが多過ぎると感じる理由は大きく分けて2点でした。

 一つは「最後までおいしく飲みきれない。開封してから飲みきるまでに時間がかかり過ぎる」という点。
 もう一つは「色々なお茶を試してみたいのに量も価格もハードルが高過ぎる」という指摘です。
そうは言っても、50グラムがよいのか、30グラムか、はたまた一煎飲みきりサイズか?100グラム未満の袋のサイズ、どの大きさが最適か、まだ答が出た感がありません。けれど100グラム一辺倒では若い世代に通用しなくなっていることだけは痛烈に感じています。

 

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