新茶×母の日×フィルターインボトル

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新茶は急須で淹れるもの!?
新茶と母の日とフィルターインボトル。昨年までは、「新茶は急須で淹れるもの」と信じて疑わなかったハシモトですが、昨年の5月、水出しの新茶を産地別でテイスティングするイベントに参加して「フィルターインボトルと新茶、アリだわー!!」と腹に落ちました。「フィルターインボトル×新茶」テイスティングイベント、まず遠くから素敵なオーラを放っています。急須だと湯呑みの中でしか目に出来ないお茶の水色(すいしょく)。フィルターインボトルをずらりと並べて、遠くからでも透明感のある金色黄色から濃いまったり緑までの水色(すいしょく)のグラデーション。目を引きます。
ペットボトルがお茶、と考える人にとっては、この「色」だけでもサプライズ!「えっ、すごーい、きれい!!」「ペットボトルと全然ちがう」と驚かれます。そして、近寄られる方は当たり前な感じでスマホで写真を撮る。きっと素敵な光景なんだと思います。
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新茶はなんとなくプレミアム!?
座談会で新茶の話をすると、「新茶」は「玉露」「抹茶」と並んで「いいもの」「プレミアムなもの」として広く認知されています。ペットボトル派にとっても「なんとなく新茶はいいもの」と認知されているのです。
後は、「ここで新茶を買ってみよう」と思わせる理由やきっかけを作ることが大切になります。中味がおいしいことはもちろんベースですが、それは買って飲んでみて初めて伝わることで、そもそも今まで新茶を飲んだことも買ったこともない人にとって、買うきっかけや理由にはならないのです。
フィルターインボトルのパーソナルサイズを見た瞬間に「今年の新茶はこれで勝負してみる!」とおっしゃるお茶屋さんが何人かいらして、皆さん「新茶を購入するお客様の若返りを図るための作戦」と口を揃えられます。つまり今はペットボトルのお茶を飲んでいるかもしれない消費者に「フィルターインボトルで新茶を作るのは素敵だな、やってみたいな、私でも出来そうだな」という新茶を購入する理由を与え、購入するきっかけを作ろうというのです。
「ハシモトは急須を否定している」というご批判をいただくのですが、日本茶を伝える選択肢を増やした方が良いのではないかと考えてフィルターインボトルのご提案をしているにすぎません。あるお茶屋さんが「お茶Bar」を急須体験として打ち出して、海外からの外国人旅行客を集客されていますが、パッと目を引くように店頭に茶釜やお茶Barの説明ボードや急須を置いて、道を通る人に体験をシェア出来るように努力されています。「急須×新茶」でペットボトル派をゲットしようと思うなら、急須体験とセットならばイケルかもしれないなと感じました。つまりハシモトは急須を否定しているのではなく、従来のやり方だけではジリ貧になってしまうと思っているのです。
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「やったらわかる」精神でチャレンジ!!
そして母の日。「新茶×フィルターインボトル×母の日」と広げてみたら、きっと自分に新茶を買うきっかけだけでなくギフトに広がります。新茶の持つ「みずみずしい」「若々しい」「元気ビタミン」というざっくりしたイメージは、お母さんに贈る理由としてプラスに働くにちがいありません。今年は5月8日(日)が母の日です。とても早いですが、それでも踏ん張ってやってみる価値はあるのではないかと思っています。実際に5月6日(金)に東京・神楽坂の楽山さんの店頭で「新茶×フィルターインボトル×母の日」テイスティングイベントの実験をしてみます。出来ない理由、うまくいかないであろう理由を並べるよりも、まずはやってみて次のご報告につなげたいと思います。「わかったらやる」のではなく「やったらわかる」の精神で! 正解はきっと一つではないけれど、何か茶業界の皆さんにフィードバックできるヒントを見つけられたら、という気持ちでチャレンジしてきますね!!!

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