茶事記76号WEB用
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●最初から一流しか目指さない「玉露の焙じ茶はキャラメルのような後味がします」テイスティングのお茶を選ぶ前に、どんどんこちらのテンションは上がっていく。一般的に市場で流通する日本茶が「機械摘み」で「ブレンド」であることと対極にポジショニングし、扱う全てのボトリングティーは「手摘み」で「単一農園単一品種」である。説明を聞いた後に、テイスティングするお茶を選ぶ。迷いながら、迷いつつ選ぶ時間の豊饒を感じる。三種類のお茶をテイスティングするコースをチョイス。ワイングラスで供されるわずかに色味の異なるお茶の美しさ。ワインを愉しむようにお茶を愉しむ。今までになかった「最高級のノンアルコールドリンク」という新しい日本茶の市場を創造されていることを体感した。「今までお酒を飲めない人は、食事とのペアリングが楽しめなかったという歴史があります。人種、宗教、国籍、性高級旅館・ホテル・レストランだと思うのですが、そこでスマートに日本茶をサービスされた経験を持つ方が、贈り物として選んでくださる。現代のヤングエグゼクティブは、今日はファーストフード、明日は高級料亭、という風に生活シーンを着替えています。そこにジャパン・スタイルを感じさせるクオリティの高いボトリングティの出番は必ずある。また、私たちが一流の手摘みのお茶の市場を指し示すことが、お茶業界全体を引き上げ、共存共栄に繋がるとも考えています。別、年齢に関わらず、トップの方たち、要人に対して、日本文化の博覧会場のような役割を果たしているのが目指すのは共存共業ブルーオーシャン戦略いよいよテイスティング!14ロイヤルブルーティージャパン株式会社〒253-0014 神奈川県茅ケ崎市本宿町2-8電話:0467-50-0806 FAX:0467-53-7009http://www.royalbluetea.com

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