茶事記74号WEB用
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湯冷ましして 湯を注ぎ一呼吸 待って 今でも瞼に浮かぶ 主人としてふるまう ごく日常の 当たり前の所作じいちゃんはカッコよかったなお茶もメッチャ旨かったしなあんな風に年取って死にたいなお茶を飲みながら二〇代の息子とそんなことを話す男のお茶の 確かな遺産(あかしかなこ・エッセイスト)注ぎ分けてくれた 男の お茶画:光永 梨江2

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