●どう語るか、を磨くの脇で騒音がひどい。交通や買い物の便が悪く、全く入居者が入らない。このマンションの弱みをどう強みに変えるか?騒音が気にならない人はどんな人だろうと考えて、バイク好きにターゲットを絞る。駐車場はチューンナップが出来るように解放する。遅い時間に改造バイクをブンブンさせても高速道路沿いの田んぼの中だから苦情が出ない。「バイク好き限定物件」にしたことで、今は入居待ちの人気物件。これ、実例なんです。つまり、弱点をどう翻訳して強みにするか、それが勝負を決めるのです。お茶の事例ですか?以前ごぼう茶のティーバッグを作ったら、粉もれがひどくて、触るとベタベタでね、失敗したことがありました。この弱みをどう翻訳して強みにするか?「粉もれごぼう茶ティーバッグ」とうたって、「食物繊維を沢山とってほしいから粉が沢山出るように仕上げたんです」ってコピーを書いたんです。完売しました!何が正しいか、という風にとらわれると、発想は縮まります。どう語るか、ということに知恵を絞る。つまり発想の練習です。いきなり一本背負いはムリだけど、いつもそんな風に考えるクセをつけると、だんだんワザアリ、という感じで成功事例を出すことができるようになります。今回、都内の商業施設のテナントで茶専門店をされていた方の新店舗のブランディングのお手伝いをさせていただいていますが、生い立ちや想いをお聞きする中で、その人にしかない魅力が立ち上がってくることを実感しています。「この人から買いたい」という物語をどう紡ぐか、とてもワクワクする作業です。店内。お客様の滞留時間は長い。発想力の泉、山口社長。本社〒913-0053福井県坂井市三国町青葉台10-30電話0776-82-8860FAX0776-82-8861福井店〒910-0006福井県福井市中央一丁目20-27山口ビル1F電話0776-25-5630FAX0775-25-5631URLhttp://www.tsubakisozen.co.jp贈るシーンの素敵な提案おめでとう誕生ハロウィン誓い10株式会社椿宗善代表取締役山口健治氏
元のページ ../index.html#10